呪咀の秘法の型「守破離」 ー瞑想のヒント1ー

呪咀をやるにあたっての基本的な方の1つに「守破離」があります。

「守破離」を行うためのヒントとして、瞑想があります。

今回は

「見え始めたぞ!自己発見メディテーション」

スジャタ著 渡辺明子訳 現代教養文庫 社会思想社

から大事なところを引用して解説していきます。

引用

この人生には
ずっと所有していられるものなんて
何もない

人や物は
やってきて‥‥‥
     そして去ってゆく

私たちはいつも
とらわれた心のために
悲しみと
   痛みの中に
取り残されてしまう

私たちは
人生の喜びばかり
受け入れているから

苦痛をごまかしながら
生きていくうちに
とてつもなく大きな
恐怖が育ってしまう

苦痛をごまかしながら
生きていくうちに
とてつもなく大きな
恐怖が育ってしまう

苦痛をごまかしながら
生きていくうちに
とてつもなく大きな
恐怖が育ってしまう

世界は
絶え間なく
私たちの注意を
自分の外側へ
向けるよう、
要求する

メディテーション(瞑想)は、
その要求に
反抗することを教えてくれる

そして、私たちの注意を
これまで無視され続け
薄暗くなった
自分の人間性へと
導いてくれる‥‥‥

『見え始めたぞ!自己発見メディテーション』 スジャタ著 渡辺明子訳 現代教養文庫 社会思想社 p8-10

呪咀の基本的な型として、守破離があります。

守破離の中でも一番難しいのが、離です。

何かをしていて、そこから一瞬で離れることは、
簡単なようで言って難しいです。

例えば仕事をしていて、勉強していて、時間が来たので終わりました。
終わったらすぐに、仕事や勉強のことを忘れることができるでしょうか。

あーでもないこうでもないと、気になってしまうことがあると思います。

それが悪いと言ってるんじゃありません。
ただ、呪咀をする時は、「守破」の後に、呪咀のことを忘れて「離」、呪咀からすぐ離れる必要があります。

でこれのコツとして瞑想があります。

「世界は
絶え間なく
私たちの注意を
自分の外側へ
向けるよう、
要求する」

この通りなんです。

私たちは、心があっちこっちに飛び回ります。

まるで、静かな水面に、小石がひっきりなしに投げ入れられてるかのようです。
波紋はいつも広がり続けています。
形も様々で雑然としております。

呪咀をする時は、静かな静かな状態になります。
水面を平らにします。

そして一撃「破」を入れます。そしてすぐ離れます。
離れることができないと、呪いは自分に帰ってきます。

そして離れるためのコツが、瞑想で養うことができます。

詳しいやり方はまた別に書いていきます。

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