人間失格(太宰治)の呪い

人間失格をご存知でしょうか?

青少年の夏の100冊にも入っている、あの太宰治の人間失格です。

この本はやばい本です。

なぜ子供向けの本として、お勧めに入っているのかが意味が分かりません。

人間失格の呪い

強烈に自己を呪っている主人公
強烈に世界を呪っている主人公

が主人公のストーリーです

それを太宰治の天才的なスキルで、美しく読みやすく心に入ってきやすく書かれております。

根本とても暗い気持ちになります。

自己を呪い世界を呪う精神状態に近づきます。

別の言い方をすると、自己を呪い世界を呪うような幽霊に憑依されます。

なので、幸せな人は読まない方がいいです。

呪咀的にはいまいち

呪咀の観点から見ても、読まない方がいいです。

呪咀ではなく、呪詛(言遍)になっているからです。

彼は、たまったネガティビティを、自分自身に向けました。

呪咀であれば、何かしらの相手に対して黒い感情を向けます。
それは本人の中の、尊厳を守るためです。
人間失格の主人公は、本人の尊厳を、自身で認めていないため、呪詛(言遍)になってしまっています。

それがいいとか悪いという意味ではありません。
人間失格という本は呪咀の参考にはならないということです。

まとめ

本当に心健やかな人たちに読む必要全くありません。

呪咀をする人にも、読む必要もありません。

作家を目指す人にはいいのかもしれませんね。
文章の学習用として。

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