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わかりやすいから
一番の理由は、わかりやすいからです。
老子は道徳経の中で「すべては道」から生まれると説明しています。
同じように「すべては愛」から生まれると、捉えることできるのです。
『「すべては愛」から生まれる』の例
たとえば、今生きている私たち自身は、愛から生まれてました。両親の愛から生まれました。
スマートホンは、「人間がいつでもいろいろなことができたらいいな。インターネット、電話、アプリ、SNSができると面白いだろう!」というスティーブジョブスの愛から生まれました。
太陽系や地球も、生き物が暮らしやすい環境になるように、という神の愛から生まれました。
(ここは神様いるという前提ですので、話半分で聞いてください)
「道の陰陽」と「愛のプラスとマイナス」が似ているから
道教は、道から陰と陽が生まれると、説明します。
「一陽一陰之を道と謂う」は易経の有名な言葉です。
この「道」でわかりにくい表現が、道=愛と置き換えてみると、結構わかりやすくなります。
愛は、エネルギーです。
この愛のエネルギーは、いろんな形に変化します。プラスにもマイナスにも変化します。
愛のエネルギーのプラスの例
愛から子供が生まれる
便利にしたいという愛から、自動車や飛行機が生まれる
面白くしたいという愛から、お笑いが生まれる
愛のエネルギーのマイナスの例
家族を守りたいという愛から、戦争をする。
自分自身を守りたいという愛から、相手とケンカをする。
仲間を大事にしたい愛から、差別をする。
いい悪いではないことに注意
マイナスと書いてますが、悪いという意味ではありません。
ただ、愛が出てくるときに、プラスとマイナスの二つがあることを言いたいだけです。
以上のように、愛にも、陰陽と同じような、プラスとマイナスの働きがあります。
「使える」から
「道」という言葉は多くの方にとって、あいまいで意味がわからないと思います。
でも、そんな方も「愛」であれば、なんとなくは理解できるでしょう。
「愛」という言葉であれば、理解できるし、感じることができます。
恋愛、親子の愛、友人とに友愛、親愛の情などなど、さまざまの愛を使った言葉があります。
愛は普段から使っている単語です。
だから、道よりは使うことができるでしょう。
遠からずも近いから
老子のいう道と、私がいう愛は、厳密には別のものでしょう。
でも、そこまで大きく外れていないと思います。
たぶん愛は道の一部です。部分集合です。完全には同じではないでしょう。
しかしながら、実生活で「呪」や「祝」を理解し、感じ使う分には、愛で十分可能です。
今の時代に合っている
昭和が終わり、平成も終わり、令和になりました。
ようやく心が大事にされる時代になってきました。
つまりやっと愛を素直に表現できる時代がやってきました。
「愛」はタイムリーな言葉なのです。
老子の道徳とも整合性が取れる
世界の愛 ≒ 道
私の愛 ≒ 徳
と読むと、老子の道徳経もわかりやすくなります。
道と徳が通じ合うように、「世界の愛」と「私の愛」が通じます。
すると、愛のエネルギーでものごとが形になっていきます。
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