あまり個人的な話は書かないのですが、今回は私自身がうつっぽかった時に、立ち直るきっかけをくれた本を紹介します。
うつでは自分を責めがちです。自分にダメ出しをしてしまいます。
自分にダメ出しをするということは、一つの呪いといえるでしょう。
そんな呪いを祝福に変えるような、例としてお読みください。
ダメな自分を救う本 より
「私はダメな人間だ゙‥‥‥」と友だちに相談したら、たいていは「そんなことないよあ。ダメじゃないよ。アナタは立派だよ」と励ましてもらえるでしょう。
でも、ボクはそうしません。
自分のことをダメだと思えたキミの気持ちを、むしろ祝福したい。
なぜかというと、ダメだと思えた時点で、「本当はダメじゃない」ってことを証明したことになるからです。
・・・
本当にダメな人は、自分がダメだってことになんか気づかないし、認めない。変わりたい、成長したいともがくことなどない。自分を恥じるkとおなどさらさらない。
都合の悪いことはすべて他人のせいにする。会社が悪い。友だちが悪い。家族が悪い。自らを軽蔑することもできない人たちの時代。誰かを口汚く批判し、完膚なきまでに叩きのめすことでしか自分の価値を確認できない人たちの時代。ニーチェが憂えたそんな時代は、すでに来ているのです。
確かにキミはダメかもしれない。そう考えることは苦しい。
でも、ダメな自分を軽蔑するその苦しみこそが、キミを真珠に変えてくれる。ゴミはやがて自らを超えて、真珠となって星のごとく輝くのです。
『ダメな自分を救う本』 石井裕之 第1章より 太字著者
石井裕之さんのベストな一冊
この本の著者の石井裕之さんは、「コールドリーディング」や「心のブレーキの外し方」などでベストセラーになったセラピストです。
著書も沢山あるのですが、私は一冊だけ選ぶなら、この「ダメな自分を救う本」を選びます。
なぜかを説明しますね。
まず、石井裕之さんの愛が半端じゃなくつまってます。もちろん、他の本も素晴らしいし愛が入ってるのです。でも、この「ダメな自分を救う本」には、なんていうか、この一冊ですべてを解消してあげたいという熱量を感じます。
といって押し付けがましいわけではないです。
読み手の心にスムーズにしみこむように、丁寧に丁寧に説明が書いてあります。それでいて、退屈しないように工夫がされてます。
この一冊を作るのに、どれだけのエネルギーを注いだのか。想像できません。
本人は言わないでしょうが、他の本と比べると、推敲の回数もかなり多いと思います。
呪咀を祝福へ
この本を読むと「ダメ」という呪咀が、「星のごとく輝く」祝福に同じであることが、わかります。
さらにすごいのが、わかるだけでなく、実践的なワークがついてます。
ワークをしながら、読むことで、ただ頭で理解するだけでなく、自身の心や環境が変わっていけるように、工夫がされてます。
本当にすごい本です。
もしも、「自分はダメだ」と自分を責めてる人がいたら、読んでみてください。
お手頃な文庫も出ているはずです。
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