易に興味があるんですけれども、どの本買ったらいいですかね?
と聞かれたら、私はこの本田先生の本をおすすめします。
おすすめポイントです
お値段がお手頃である
易の本文から、解説の十翼まで含めて全て収録されている
訳や解説も一番オーソドックスな一般的なものを選んでいる
ページ数を使った易占いもできる
本田先生のストイックで学術的な姿勢に軸がある
その他の解釈もいろいろ補足で書いてある
詳解
お値段がお手頃である
定価2330円、税込み価格2563円です。
易の本文から、解説の十翼まで含めて全て収録されている本は、大抵2冊以上で構成されており、トータルで5000円以上はします。
ページ数を使った易占いもできる
ページをぱらぱらとめくって、10の位をつかって、易占いもできます。
(1の位を使うと、奇数と偶数が分かれてしまうためできません)
一回目が内卦
二回目が外卦
三回目が変爻
で占を行います。
本田先生のストイックで学術的な姿勢に軸がある
訳や解説は古くから読まれている本を元にして、そこから一番自然と思われるものを選んでくれております。
さらに、別の解釈もいくつか補足でつけてくれております。
でもとても丁寧な仕事です。
初めて読む方にはちょっと情報が多すぎると感じるかもしれませんが、全部理解しなくても構いません。ポイントだけしっかり読み、なんとなくわかったら、十分です。もともと、昔からたくさんの人が、あーでもないこうでもないと、解釈を楽しんできた本なのです。
あまり正しさにこだわらず、だいたい意味がわかったら、それでよしとしましょう。
そんな読み方を、何回も繰り返してるうちに、だんだんとわかってきます。
まさに易は古典の本であり、その翻訳・解説書としては、本田先生の訳は多すぎです少なすぎず、初心者の方に適当だなと思っております。
シンプルに書いてある本もあるのですが、ちょっと余分な情報が書いてある方が、立体的で多角的な理解ができるのです。その他の情報全部読まなかったとしても、理解が深まるのです。
もしも読んでるところは、本文の訳だけだったとしても、読んでいない目で流した補足や、読んでいないが厚みとして感じるページが、読者の理解に深みを与えるのです。
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